幼稚園・認定こども園で働こう!
幼児教育を担う幼稚園・認定こども園での仕事について、この仕事に就くきっかけや、実際に働いてみて感じるやりがい、今後の夢などを聞いてみました。
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幼稚園教諭を目指したきっかけ
自分が幼稚園児だった頃、将来の夢は「幼稚園の先生」になることでしたが、大人になるにつれてさまざまなことを体験し興味をもつなかで夢は何度か変わることもありました。
ですが、さまざまな物の名前を知ったり実際に触れたりしたのも、お友だちと遊ぶときなど思いやりの気持ちを知ったのも、思い返せば楽しかった幼稚園生活のなかでした。
進路を考える際に、幼稚園の先生方から教わったことは本当に多く、幼い頃の幼稚園での経験は今の自分自身にも大きく影響していることを実感し、改めて人のために働けるやりがいのある幼稚園教諭という職業を目指すことを決めて、現在母園に就職して充実した日々を過ごしています。先生になってよかった!と感じる時
何よりも、憧れていた幼稚園の先生になることができて、大好きな子どもたちに「なな先生!」とたくさん呼んでもらえることです。
困ったとき、寂しいときに頼りになる先生であるのはもちろんですが、一緒に大笑いしたり喜んだり、時には一緒に泣いたり励まし合ったりすることもできる一番身近な大きなお友だちでもあることを大切にしています。
子どもたちがさまざまな感情を込めて呼びかけてくれる「なな先生!」という言葉は、純粋な嬉しさを感じると共に私が日々頑張れる源です。
そして、これからも初心を忘れずに責任感を持って仕事を続けていくうえでの励ましであり、エールであると思っています。園名:園生幼稚園
氏名:川原 奈々勤続年数:5年
出身養成校:聖徳大学 -
仕事をするうえで大切にしていること
保育中は、子ども自身が自分自身の成長を楽しめるような関わりをすることを心掛けています。
子どものできなかったことや課題ばかりに目を向けるのではなく、その子なりに少しでも成長したことを認め、一緒に喜び、達成感を味わえるように関わることを大切にしています。
うまくいかないことがあっても、まずはそれにチャレンジしたことをしっかり認めることで「またチャレンジしてみよう!」「次は自分でやってみたい!」という意欲につながるのではないかと考えています。
日々成長していく子どもたちと関わる仕事だからこそ、子どもたちが毎日楽しく幼稚園に来て、一緒に一歩一歩成長できるように関わることを意識しています。やりがいを感じる時
子どもが頑張っていたことが報われた時にやりがいを感じます。
「先生!自分でできたよ!」と教えてくれる子どもたちの目はいつも達成感に満ち溢れキラキラしていて、私まで嬉しい気持ちになります。
また、子どもとともに自分自身も成長し続けられる点もやりがいを感じることの一つです。子どもならではの視点や気づきに驚かされ、私が学ぶこともたくさんあります。
うまくいかないこともありますが、毎日子どもたちの笑顔に癒されながら試行錯誤しています。園名:みのり幼稚園
氏名:兼元 彩勤続年数: 1年目
出身養成校:千葉経済大学短期大学部 -
仕事をするうえで大切にしていること
園生活は一日の中の数時間だが子どもたちはその中でたくさんのことを感じ学んでいる。
子ども一人ひとりと真摯に向き合いコミュニケーションを取り、それぞれを理解した上で否定することなく子どもに寄り添い、まずは子どもたちが楽しい園生活を送れるようにしている。その中で子どもたちの無限の可能性や成長を引き出す支援をし、子どものやる気や興味関心をなくさないような保育を心掛けている。
また、子どもたちとは当たり前のことだが保護者との信頼関係も大切であり連携が必要不可欠であると考える。保護者と情報共有をすることで子どもの変化にもすぐ気付き適切な対処をすることができる。
今、自分ができる限りの保育を丁寧に行い日々過ごすことを大切にしている。やりがいを感じる時
何気ない些細な日常を一緒に過ごしていく中で日々やりがいを感じている。
できなかったことができるようになった時、こちらからの声掛けで苦手なことに挑戦する姿を見た時、大好きと言われたときなど、子どもたちの日々の姿にやりがいを感じ「先生になってよかった」と感じる。
何より子どもたちが成長したことを自信に満ち溢れた顔で話に来てくれた時の笑顔は最高の宝物である。
子どもたちの成長を一番近くで見守れることは光栄であり、それを支援できるこの仕事は素晴らしいと自信をもって言える。
子どもたちの笑顔一つでやりがいを感じ幸せになってしまう。その笑顔を毎日引き出せるよう子どもたちと接していきたいと思っている。園名:花園幼稚園
氏名:津村 華穂勤続年数: 4年目
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幼稚園教諭を目指したきっかけ
私が幼稚園教諭を目指したきっかけは、私が年長の頃に担任をしてくださった先生との出会いです。
いつも笑顔で迎えてくれ、失敗した時には慰め励ましてくださる、心の温かい先生でした。私はそんな先生が大好きでした。「大きくなったら先生みたいな幼稚園の先生になりたい」と思ったのです。
時が経つにつれ、その夢は具体的になり「一緒にお仕事がしたい!」と思う気持ちが強くなり、幼児教育を学び、母園での実習を終え、いざ就活!母園からのお声掛けを頂き、小さい頃からの夢であった先生と共に今、お仕事をすることができ、毎日とても充実した日々を送っております。これから幼稚園教諭を目指す人に向けて
私が幼稚園教諭になって、あっという間に8年が経ちました。
学生時代に学んだこと、例えば、子どもに多く見られる風邪の名前、児童心理学、保護者対応…などたくさんのことを座学で学びますよね。
でも、それよりも、もっと!もっと!大切なことは、今、目の前にいる子どもたちと触れ合える時間だと思います。座学では学ばないことをたくさん経験することができます。
もちろん悩んだり落ち込んだりすることもありますが、苦楽を共感し合える職員の方に支えられ、子どもたちの笑顔にたくさんの癒しを貰い、保護者の方々からの信頼が励みになります。
毎日笑顔でお仕事ができる幸せを、多くの人に感じていただけたら、私も嬉しいです。園名:聖母マリア幼稚園
氏名:吉垣 結夢勤続年数: 7年(8年目)
出身養成校:敬愛短期大学 -
先生になって良かった!と感じる時
幼稚園生活では、子どもたちの成長する様子を、間近に見ることができます。
また、「先生!」と呼ばれて、子どもたちから楽しかった話や面白かった話などを聞くこともあります。
製作活動や行事などに取り組んだ後に「楽しかった」「また、やりたい」と笑顔で話してくれることもあります。これらの姿を見ると、とてもうれしい気持ちになり、幼稚園教諭になってよかったとつくづく感じます。
子どもたちが集団生活でいろいろな学びや経験ができるように、経験や活動、内容、ねらいなどを考えて、悩むことも多いのですが、子どもたちの笑顔は、自分の頑張りや自信にもつながっています。
日々の保育のなかで、子どもたちから得るものも多く、子どもたちに育ててもらっていると思っています。先生としてどのように成長したいか
幼稚園教諭となって2年目になりました。
昨年度は、すべてが初めての経験で、気持ちに余裕がないまま、子どもたちと過ごす毎日でした。
今年度になると、昨年度の経験や学びを生かして、落ち着いて保育ができている気がしますが、今後も保育者として学ばなければならないことがたくさんあります。
私は子どもたちが豊かな経験ができるように、自分自身の保育の引き出しを増やしていきたいです。遊びの引き出し、製作の引き出し、伝え方の引き出しなどいろいろあります。
先輩たちの保育を見たり、自分で調べて実践したりしながら、自分の目指す保育者像に近づいていけるように、これからも保育を楽しみながら頑張っていきたいです。園名:あやめ台幼稚園
氏名:大古知 まい勤続年数: 2年
出身養成校:昭和女子大学
幼稚園教諭・保育士・子育て支援員になるには
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(幼稚園教諭免許取得者・保育士有資格者以外)
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